ベンチャー企業はブラック会社が多い?その理由と6つの特徴とは?

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私はIT系のエンジニアを担当しています。
ITといえば、まだまだ仕事としては新しい職種です。
新規参入で様々な若い世代を中心にIT社長を目指し、ベンチャー企業として立ち上げる傾向があるでしょう。
私は職種柄これまでに、様々なベンチャー企業で勤務してきました。
ベンチャー企業で働くまでは、響きもカッコイイし、なんだか次世代な感じがあり、とっても魅力的だなと思っていました。
だがしかし、実際にベンチャーで働いてみると、ほぼブラック会社が多かったことがあります。
具体的にどのようにブラックに感じたのか?
僕の経験・体験上の中でのお話をさせていただきます。
会社の制度が整っていない
私が勤めたベンチャー企業は、会社を立ち上げて3年目の会社でした。
まだまだ3年目だから仕方がないといえば、それまでなのですが、全く社内制度が整っていませんでした。
就業規則なんてものはないし、とにかくその場しのぎで対応すると言ったところ。
会社にルールがないから、何でもありみたいな風潮だったのが凄く嫌だった。
それでも社長をはじめ、その会社では『何でもありぐらいがいいんだよね!』と言わんばかり。
組織として成り立っていない具合がブラック感を感じました。
求人広告と内容が違う
ベンチャー企業あるあるは、求人広告に掲載している職種内容と異なることばあります。
私はスキルを活かせると思い、その会社へ入社しました。
ところが入社してみると、雑用業務が中心だったり、自分の仕事とは全く関係ない仕事をさせられることがあります。
何でもやって学んでください!という意味なんだろうけど。
面接で一言でも「幅広い職種がありますが、対応して頂くことは可能でしょうか?」と一言確認してくれればよいのですが。
採用してから判断するというのが気に食わないですね。
全てのベンチャー企業がそうじゃないだろうけど、IT系って言うのは結構多いのが特徴的だと思う。
裁量がハンパない
エンジニア業務、雑用、他の事務的なお手伝いなど、含めると私一人あたりの裁量がハンパない。
完全にキャパオーバーです。
やって当然ぐらいだろうと言わんばかりの風潮も凄く嫌でした。
それなのに必要最低限の人数でしか仕事を回そうとしない。
新たに人材を募集しようとしない。
完全にリソース不足なのに。
残業代は支払わない
雑用などの仕事が多くて、自分の仕事を熟すことが後回しになってしまう。
それでも、納期は決まっているし、それまでに仕事をフィックスさせなければならない。
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平日平均して3時間ぐらいの残業を毎日していましました。
残業を頑張っているのにも関わらず、一円も発生しないという現実がありました。
給料明細を見た時はガッカリと言うかショックでした。
こんなに頑張っているのに、1円も見返りしてくれないって完全に舐められていますよね。
仕事=お金のために働いてる私にとっては有り得ない出来事だったのです。
人間関係が悪いよりも、お金を支払わらないというのが一番たちが悪いような気がします。
社員の出入りが激しい
そんなベンチャー企業は、従業員の出入りもかなり激しいかった。
辞めていく人に退職理由を聞くと、
『こんな会社、あと2年したら倒産するよ。それまでにこっちが辞めてしまう』
『残業代出ないとかマジないでしょ。もっと待遇の良い会社探します』
『仕事内容も全く違うし、これじゃ僕が将来やりたいことに繋がらない』
『会社の事しか考えていない社長にはうんざり』
『飲み物は自販機で買わなければならないし。コーヒーメーカーも置いてくれない。』
人によって退職する理由はそれぞれでしたが、共通して言えることは、会社の事を良く思っていないという理由での退職が多いということです。
私が退職した理由も、この会社にいたら自分の将来が不安になるということから退職を決意しました。
人が続かない会社と言うのは、社長、会社の風土、何かに原因があるということに経営者の方に気付いてほしいものです。
給料がとにかく安い
ベンチャー企業って言うのは、とにかく給料が安いことが多いです。
私の初任給は手取り18~19万程度。
給料満額23万で保険引かれたら手取りはそれぐらいのもの。
時給にすると終わってるぐらい安いです。
アルバイトで働いている方がよっぽどいいかもしれない。
まとめ
ベンチャー企業で勤めるというのはリスクの方が高いと私は感じております。
最低10年程度は続けてきた会社で働く方がいいと思います。
社内制度が整っていないっていうのは、本当に従業員泣かせですからね。
ゼロからスタートするという環境を楽しめる人もいますが、私のような安泰を求める社員にとっては厳しい現実。
会社選びと言うのは本当に重要なところだと自負しております。
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