頑張る人が損をする不公平な働き方が日本には存在します

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これは私の友人が新入社員当時に話です。
頑張る人が報われない社会を感じる話ですので、気になる人は参考までにお読みください。
スタート
私は、自分の地位を高めるため、給料を高くするために、毎日一生懸命仕事を頑張る人でした。
出勤1時間前には到着しており、会社の掃除を行ったりしていました。
もちろん、給料には含まれませんが将来への投資だと思い、毎朝早出出勤をしていたのです。
とにかく、自分の出世ために、会社のために頑張る自分がいました。
『3年ぐらい頑張れば、会社が私を認めてくれるはず!』
だと自分に言い聞かせ、とにかく毎日頑張る日々を続けたのです。
頑張っても中々認められない
上司にも認められたい思いから毎日仕事も残業したり、プロジェクトが進まない日は徹夜なども繰り返すこともありました。
良い成績を残せば、給料もアップするし、自分も役職に就くことが出来るであろうと信じて働いていました。
しかし、1年が経過して毎日働けど働けど、自分が認められる様子はありませんでした。
会社としては、『きみが働くのは当然だよ!もっと頑張っているひといるよ!』というようなスタンス。
競争社会というのは理解できるのですが、社会人っていくら頑張っても認められないのか?という不安感を覚え始めました。
それでも、自分のために頑張るしかないと言い聞かせ働き続ける私。
頑張っていると妬まれる
私が一生懸命働いている姿が気に食わなかったのか不明ですが、私の直属の部長が私のデスクにやってきました。
部長 『君が仕事を一生懸命頑張るのはいいけど、仕事内容に対してミスされちゃ困るよ!』
私 『申し訳ございません。何をミスしましたでしょうか?』
部長 『あのプロジェクトに予算に誤りがあったよ!あと、頑張り過ぎると周囲が困るから皆に合わせて調整してね?』
私 『私は皆さんに調整しているつもりです。今のペースぐらいやらないと間に合わないのでは?』
部長 『君の勝手な態度が私たちを困らせているんだよ!早く気付いてくれよ』
私 『そうだったのですね。承知いたしました、気を付けたいと思います』
私は部長に何も言い返せず、その場を立ち去ることになりました。
私はただ、皆さんとのバランスを立てながら仕事に最善を尽くすようにしていました。
むしろ、部署内の人をラクにさせたい一心で頑張っていたこともあります。
部長が嘘を付いていた?
部署内の同僚に部長から指摘を受けた愚痴を話した。
私 『部長から、周囲ともっとバランスを取ってくれって言われたよ』
同僚 『え?君がそんなことを言われたの?部署の人間はみんな君に感謝しているよ?』
私 『ほんとうに?じゃぁ何で部長は俺にそんなことを言ったのかな』
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同僚 『おそらく頑張っている君に対しての妬みじゃないかな?追い越されるのが怖くなったんだと思う。君が優秀だから、部長の座を取られるのが嫌になったんだと思うよ』
私 『そんなことはありえないと思うけどね!』
同僚 『いや、あの部長はそんな人だよ。今までも自分より頑張っている人間を認めないという過去はたくさんあったからね。』
部長は私のために指摘してくれているものだと思っていましたが、部長自身の地位を守るために私に嘘を付いていると考えるとゾッとしました。
20代の新入社員の私がこれだけ頑張っているのに、40代のオヤジが私に嘘を付くなんて考えれないと思いました。
社会って恐ろしい場所だと始めて実感しました。
いくら努力しても変わらない
私は負けず嫌いの性格ですから、部長を絶対に見返してやろうと思い、より仕事を本気で向き合うようにしました。
私自身が部長になって、他社員とより上手く接していきたいと強く感じました。
毎日残業、休日出勤を繰り返し、気づけば2年の月日が経過していました。
それなりに仕事には慣れてきており、周囲からも徐々に認められるようになりました。
しかし、肝心な部長は私に対して
『君は焦り過ぎているよ!もっと丁寧に仕事をこなしてくれなちゃ!』
などを他社員がいる前で、わざと大きな声で皆に聞こえるように言う。
私が仕事が出来ない奴だと言い聞かせたいかのごとく。
このように、意地汚い上司って会社にいるんだな~って思いました。
明らかに不公平な態度を取っているはずなのに、会社の社長も見て見ぬふりをしている。
なぜならば、社長と部長は大学時代からの友人だからです。
元々は仲の良い、友人同士だからお互いに肝心なところは言い合えず、見て見ぬふりをしている。
友達同士で会社を立ち上げたのであれば、もっと言い合えるもの同士でないと、私を含めて他の社員みんなが可愛そうですよね。
頑張る人が損をする?
頑張って努力している人が損をすることは確かに多いと思います。
頑張っているだけに、ひがまれたり、妬まれたり、嫌われたりすることがあると思います。
でも、その頑張りを素直に見てくれている人もたくさんいるので、頑張る人を損とは思わず努力するべきだと私は思いました。
逃げたら負けだから、戦っていかないとダメだと思いました。
頑張る人が損をすることを少しでもなくす社会に私は作りたいと思っています。
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