あなたに合う退職代行を選ぼう!

退職代行サービスってアリ?ナシ?どう思う?【アンケート結果発表】

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【調査概要】

〇調査対象-「ビジネス分野に興味・関心を持っている方」
〇有効回答-502名
○回答性別-女性252名/男性250名
〇回答年齢-20代71名/30代156名/40代161名/50代87名/60代25名/70代以上2名
〇調査主体-株式会社ドリームプランニング
〇調査方法-インターネットによるアンケート調査
〇調査期間-2024年7月16日~7月22日

退職代行サービス、あなたはどう思いますか?

2018年頃から突如として話題に上がり始めた退職代行サービス。

退職をするのにわざわざお金を払って人に言ってもらうという事に対して、時代の変化を感じられた方も多いのではないでしょうか?

当時違和感を抱く方も少なくなかった中で、2024年現在では、なんと3/4以上の方が退職代行サービスに対して肯定的な考えを示されています。

「退職代行なんてけしからん」と思っている方は、時代遅れと言われてしまうことになるかもしれません。

次に、具体的にどう思うか聞いてみたところ、上位5位までが肯定的な考えを示されました。◆約4社に1社で「退職代行を利用して退職した人がいた」と回答。退職代行利用者は年々増加の傾向【図5】

1位は「退職を言い出せない人にとって救い」47.2% 

★ 1位:退職を言い出せない人にとって救い 237名(47.2%) ★ 

退職代行サービスについてどう思うか?調査した結果、「退職を言い出せない人にとっては救いとなる」という回答が最多でした。

 <1位コメント> 

「病気や障害があった場合便利だと思う(40代・男性)」

「辞めようとすると圧力をかけて来る悪質な企業もあるので、とても良いサービスだと思う。(30代・女性)」

「上司からの圧力で言えないのであれば退職代行を使ってもいいと思う(20代・女性)」

「退職したい旨を伝えても気持ちよく承諾してくれないケースがあるし、雰囲気的に退職を言い出せない人にとってはとても貴重なサービスだと思います。(40代・男性)」

「言いにくい気持ちはわかるので気持ちが楽になるのであれば利用しても良いと思います。(30代・男性)」

基本的に「たぶん自分は使わないけど、追い詰められている人の救いになればいいな」という気持ちが伝わります。

また病気や障害などで退職手続きが難しい時に、代行してくれるのは助かるのではないでしょうか。

2位は「ブラック企業なら仕方ない」46.6% 

★ 2位:ブラック企業なら仕方ない 234名(46.6%) ★ 

辞めますと言ってスムーズに辞められるなら、そもそも退職代行を使わないというケースも多いでしょう。

退職を願い出ても、脅したり拘束したりして強引に引き止めるブラック企業も少なくありません。

 <2位コメント> 

「ブラック企業とかハラスメントが原因で退職をするならば2度とその会社に行きたくない、名前すら聞くのも嫌だと思うので、退職代行が許される場合もあると思います。(50代・男性)」

「やめるときくらい自分で行動すべきだと思うが、常識の通じないブラック企業なら仕方ないと思う(40代・女性)」

「当社でも、退社を希望する者が多いが会社側は自分の価値観で引き留めようとしているのが見受けられる。必要だと思う。(50代・男性)」

「強引な手法をつかって辞めさせないブラック企業(上司や経営者)も存在しますからこのようなサービスを利用しても仕方がないと思います。(40代・男性)」

「信じられないような強引な引き留め、ブラック企業相手であれば仕方のない事なので、有難いサービスだと感じる。無理矢理自分で手続きをして、心無い言葉を投げられたり、ひどい対応をされると後々まで心身を病むので、そのリスクを回避できるなら利用するべき。一度病むと、回復まで相当かかることを実感している。(40代・女性)」

自分で退職の申出や手続きをした方が筋を通せるが、心身を崩壊させてまで無理する必要はないという同情的な意見が多数でした。

ケースバイケースながら「退職代行サービスを使われた≒まともに辞められないブラック企業認定された」とも言えるでしょう。

3位は「感情抜きで手続きできて合理的」18.9% 

★ 3位:感情抜きで手続きできて合理的 95名(18.9%) ★ 

今まで一緒に頑張ってきた仲間の退職には、大なり小なり感情が入り込んでしまいます。

それが退職代行サービスであれば赤の他人同士ですから、感情が入らないので合理的という意見もありました。

 <3位コメント>

 「辞めると言ったら1か月ほど会社にいなくてはなりません。常識ある会社でしたらそれでも普通に接してくれると思います。でもそうじゃない場合その1か月の苦痛と言ったら。。。だったら代行でいいのではないかと思います。気持ちはもうその会社にはないわけなので。(40代・男性)」

「褒められることではないですが、そこまで追い込まれる原因が生まれてしまったこと、コミュニケーションが取れないほどの関係性になってしまったことを考えると、どちらにしても修復は難しいと思うので、合理的に退職できた方が精神的にはいいと思います。(30代・女性)」

「実際に私も退職を申し出ることは、勇気がいりました。しかも、必ず引き止められ、後日に持ち越すこともありました。退職したい気持ちが強いのに、退職理由をいくつも用意する必要があり、引き止められながら無理を言って退職するのは辛いです。やめる意志が強いのであれば、代行でも構わないと思います。精神的を理由に退職したい人にとっても、負担がないと思います。(30代・女性)」

「退職代行サービスがどんなものか詳しくはありませんが、時間もかからず手続きしてくれるなら、次の仕事を探す時間や準備の時間が増えていいと思います。(40代・男性)」

「いいと思います。とんでもないブラック企業があるので。私は職場のストレスから発作を起こして病気になり、ドクターストップがかかって辞めざるを得なかったのですが、会社側(誰もが知る大企業)から身勝手だ、体調が悪くても毎日出て来いなど、ひどい事を言われて、労働基準監督署に相談して労働基準監督署が会社に注意勧告をして、何とか辞めることができました。その当時、退職代行があれば使いたかったです。(50代・女性)」

中には「どうせ辞めるなら徹底的に嫌がらせしてやる」という企業や上司も少なくないため、心身を病まないよう防壁を設けるのも一手でしょう。

 4位は「会社の責任」15.5% 

★ 4位:従業員と信頼関係を構築できない会社の責任 78名(15.5%) ★ 

退職代行サービスを使われた時点で「この会社は話し合いが通じない」と判断されているのと同じであり、信頼構築ができなかった会社の責任とする意見も出ています。

 <4位コメント> 

「どんな職場でも退職しようとすると引き止めという名の話し合いに1ヶ月くらい要するので、そういう煩わしい時間を過ごさなくて済むなら合理的だと思う。昇進・昇給等待遇改善するから残るよう言われることもあったが、それは「辞めたい」と言わなかったら出てこなかった言葉で余計に会社への信用をなくし心が削れる思いがした。(40代・女性)」

「そもそも会社に対して恩義があるのであれば、退職代行は使われない。退職代行を使う時点で従業員が会社を信用していないということになるから、従業員を責めるのはお門違いと考えている。(40代・男性)」

「いろんな人がいるのでいいと思います。言いやすい、悩みを相談しやすい環境であれば、そもそも退職までいっていないとも思うので、会社も文句言える立場ではないと思います。(30代・女性)」

「代行者を頼むくらいやばい会社という認識ですね。それだけ過酷なブラック企業だったと思います。やめて正解と周りからいわれるだけなので代行サービスはいいものではと思います。(40代・男性)」

「いきなり来なくなるのは困るだろうけど、そういうことをされるような会社の雰囲気なのだから自業自得でしょう。労基に告発されないだけいいんじゃないだろうか。(40代・男性)」

もちろんケースバイケースではあるものの、いざ退職を切り出されてから慌てても遅いのです。

最後のコメント「自業自得」「労基に告発されないだけいい」という通り、従業員にそういう扱いをしてきた心当たりがある経営者や上司も少なくないのではないでしょうか。

5位は「特に何とも思わない」12.4%

 ★ 5位:特に何とも思わない 62名(12.4%) ★ 

退職代行サービスについて「特に何とも思わない」という意見がおよそ8~9人に1人の割合でいました。

 <5位コメント> 

「自分は利用する気が無く、別に何とも思いませんが、無駄にお金がかかるので勿体無い事をしているなとは思います。(50代・男性)」

「退職代行を使いたい人は使えばいいし、自分で退職できる人は使わなくていいだけ。(40代・女性)」

「使いたければ使えば良いと思う。自分にとって都合が良い方を選ぶことがベストだと思います。(50代・男性)」

「お金を払ってまで使用するのは理解できないが、そんな人もいるんだと思う程度。(20代・男性)」

「必要な方がいるのでしたら、ビジネスとしては良いかと思います。(40代・男性)」

ニーズがあるから、それに答えるサービスがビジネスとして生まれるのは自然なことです。
コメントにもある通り、自身や身近な人が切羽詰まっていなければ「そんな人もいるんだ」程度の認識でしょう。

6位は「絶対にあり得ない。本人が出社すべき」9.4% 

★ 6位:本人が出社して退職手続きをすべき 47名(9.4%) ★ 

退職代行サービスなど絶対にあり得ない、何があろうと本人が出社して退職手続きをすべきという意見も1割弱ありました。

経営者の方でしょうか、「阿呆」「人間失格」など、辛辣なコメントが並びますね。

 <6位コメント> 

「正直言って阿呆かと思う(40代・男性)」

「自分のケツは自分で拭くべきです(50代・男性)」

「退職代行サービス聞いただけで腹が立ちます(50代・男性)」

「自分の事を自分でできないのは人間として失格(60代・男性)」

「退職代行をすることで解雇になり、本来もらえたはずの失業保険がもらえなくなるなどのデメリットもある(40代・男性)」

なお最後のコメント「退職代行を使ったら解雇され、失業保険(雇用保険の失業給付)がもらえない」というのは正確ではありません。

ハローワークに問い合わせたところ「失業給付可否と退職代行の利用は無関係」「退職代行の利用が必ずしも正当な解雇事由とはならない」との事でした(もしこう脅されたら、注意しましょう)。

実務的にはケースバイケースなので、詳しくはハローワークへお問い合わせ下さい。

7位は「去る者は追わない」9.2% 

★ 7位:そんなもの使わなくても、誰も去る者は追わない 46名(9.2%) ★ 

退職代行サービスなんて使わなくても、普通に申し出てくれれば別に引きとめも嫌がらせもしませんよ、という意見も一定数いました。

 <7位コメント> 

「結局は、縁なので、全く縁がない人だったんだと思うようにしている(50代・男性)」

「心情的にはありえないとおもうがその反面、辞めたいと思っているなら早く辞めて欲しい。教育、時間の無駄。(50代・女性)」

「辞めるときはやめればいいだけです。(50代・女性)」

「退職を言い出しにくい環境はあると思うので、理解できる。けど、対面で言って欲しいとは思う。(30代・女性)」

「辞めさせてもらえないほどのブラック企業に勤めたことがないので、退職代行会社を使いたい人の気持ちは正直分かりません。したがってそれなりに考えがあって辞めたいなら仕方がないと思っています。(40代・男性)」

ただコメントを見ていると、単に諦めている方もいれば、負け惜しみを言っている方もいるようです。実際に退職を切り出したら、どうなるか分かりませんね。

 8位は「最近の若者は軟弱になった」7.6% 

★ 8位:退職代行など、最近の若者は軟弱になって嘆かわしい 38名(7.6%) ★

言いにくいことを自分の口から言えないなんて、最近の若いヤツは軟弱になったモンだ……

そんなコメントも出ていました。

 <8位コメント> 

「やはり面と向かって【退職します】と言ってほしいな(60代・男性)」

「せめて自身でメール、電話でもいいから提出するべき(40代・女性)」

「自分で退職を言い出せないレベルだと今後自分の人生の決断もできないということなので生きていくのに苦労すると思う。別に無責任とか無礼だとか言うつもりはないが、練習だと思ってそれくらい自分でやった方がいい。会社休みたいときもママに電話してもらうんですか?という気持ち。(20代・男性)」

「退職する際に、自分で上司に説明するのはかなりつらい。でも、嫌なことだからと逃げてばかりいても仕方ないと思う(40代・女性)」

「致し方ない場合に、このようなサービスがあると助かるが、それによってビジネスが産まれ無責任で人間関係が希薄な人たちが増える気がします。(30代・女性)」

コメントにもある通り、確かに人生の決断は自分ですべきでしょう。ただ退職の決断は自分でしたのでしょうし、退職代行はあくまで手段に過ぎません。

とは言え、時には嫌なことにも向き合わねばならないのが人生なので、心身を壊さないレベルで挑戦して欲しい思いが伝わってきます。

9位は「退職代行は無責任」7.4% 

★ 9位:退職代行を利用するのは無責任な人間だと思う 37名(7.4%) ★ 

退職代行を利用するのは無責任であるというコメントも一定数ありました。

 <9位コメント> 

「無責任以外何物でもない(60代・女性)」

「退職代行というと聞こえが良いが、突然出社しなくなるものとあまり変わらないように思う。当然引継ぎなどの業務が必要となるので、まず退職の意思を伝えてもらったほうが助かる。(50代・男性)」

「最後まで自分で責任をとるべき(30代・女性)」

「退職代行サービスで退職すると引継ぎ作業もできないと思うので、無責任だと思います。(50代・男性)」

「退職代行利用=社会的に責任が取れない人間なので、会社に属さないほうが良い。(30代・男性)」

コメントにある「責任」とは、おおむね「会社に迷惑をかけないよう、今ある仕事はやり遂げろ」「それを果たさず辞めるのであれば、相応の代償は支払ってもらう」という意味(圧力&脅し)です。

少なくとも退職に際して「責任」という言葉を口にする方が「自分で退職を言い出したから、君はちゃんと責任を果たした」と認め、快く送り出すケースは少数ではないでしょうか。

 10位は「退職代行は社会人失格」6.6% 

★ 10位:面と向かって退職を申し出られない時点で社会人失格 33名(6.6%) ★ 

退職代行を利用するのは社会人失格という意見もありました。

 <10位コメント> 

「言い出せないのであれば問題だが、当日から急に会社へ行かないのは社会人として今後やっていけないと思う。(40代・男性)」

「実際他部署で退職代行を使い辞めた人間がいましたが、社内でコミュニケーションが取れていなかったように感じました(40代・男性)」

「今後が心配になる(30代・男性)」

「進退の意思表示と手続きは本人がするのが社会人の証だと思う。ただし、同僚や先輩が極端なパワハラをしている場合、そこを回避するのも自分を守るのに必要なことだと思う。(60代・女性)」

「退職は極力自分でのが良い。退職代行サービスを利用するなら、無断欠勤を繰り返して無断退職する方がマシ。(20代・男性)」

確かに社会人としてやっていけるか、今後が心配になる人物も確かにいるでしょう。しかし残念ながら雇ってしまったものとして責任も生じます。

それを見抜けなかった・まともに育てられなかった会社側にも責任の一端はあるのです。

また最後のコメントは「無断欠勤を繰り返して無断退職する方がマシ」とのことですが、代行であっても退職の意思はきちんと伝えた方がいいのではないでしょうか。

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